日曜日に首都圏模試センターの中学受験スタート模試を受けてきました。
会場は安田学園でした。母は息子が模試を受けている間に栄光ゼミナールの保護者セミナーに参加しました。内容は教育改革によって今後どう変わっていくのか?大学入試ではどんなことが求められるようになるのかでした。
母は教育改革について、大学入試改革のことだけかと思っていましたがそれだけではありませんでした。小4の息子にも教育改革は影響があるのです。
簡単に言うと、
- 地域によって内容のばらつきはあるがすでに教育改革は始まっている(移行期間)
- 2020年からすべての小学校で英語の必修化となる
- 小学5年、6年からは英語が成績化されることになる
- 英語は 聞く・話す・書く・読むの4技能で評価されることになる
- 大学入試でも英検などの民間試験が採用されるようになる
そういえば近頃、英語のプリントをやたら持って帰ってくるようになったなと思っていたんです。英語教育の移行期間中だったのですね。
息子は今4年生ですので、現在小学校では外国語活動として英語に触れていますが、6年生では英語授業となり成績もつけられるようになるということです。
公立中高一貫校受検の際には、内申が必要になるので英語もしっかり勉強していかなければなりませんね。小学校で習う英単語は600~700程度になるそうで、漢字や計算と同じように家庭でのフォローが必要になってくるのではないでしょうか。
また、ただ学ぶのではなく、その知識をどのように活用していくのか、思考力・表現力などが必要になってくるとのことでした。今の中高一貫の適性検査のようなものが当たり前になるということですね。そのため私立の中学受験において適性検査型の受検を導入するところも増えているとのことでした。英語が必修化になれば中学受験においても英語での試験が導入されることも広がっていくと思います。
会場になった安田学園においては、都立の中高一貫校を受検する子たちの併願校として早い段階で適性検査型受検を導入し、適性検査型の勉強をしてきた学力のある学生を特待制度で受け入れているようで、大学合格実績も入学するときの偏差値からすると、良い実績だと思います。教育改革も見据え、英検取得にも力を入れているようです。がっつり勉強させてくれそうな印象を持ちました。
我が家は今のところ、都立のみの受検で併願を考えていませんが、教育改革の話を聞くと、中学受検で培った学力を生かすために私立中学も考えたほうがいいのではないかと少し思ってしまいました。そうはいっても、学費はやはりネックですね。学費の他にもかかるお金もありますので、落ちたら私立良いよとは言えません。特待制度があるようですので、今後はそこら辺もしっかり調べて行きたいなと思います。
模試の返却は12/12(火)より栄光ゼミナールから返却されるとのことなので、返却されたらまた首都模試のことを書きたいと思います。