きっかけは本当に些細なことでした。
いつもだったら母もそんなに頑固にならなかったのに…。
息子だって、あとちょっとだけ…とそんな気持ちだったのに。
母 よし!今日は算数頑張っちゃおう!
息子 んー。今、本読んでるからもう少し待って。
母 じゃあ、あと10分ね。
~10分後~
母 もう、始めるよ。
息子 (いつもは見ないのにテレビを見ている)
志村動物園見たい。これ見てからじゃダメ?
母 じゃあ今日はもうやらない。
テレビ見てていいよ。
息子 なんで?見てからやるっていってるじゃん!
母 知らない。やるなら自分でやりなさい。
息子 やるっていってるのに何がいけないの?
分かった。じゃあ今からやればいいんでしょ!
母 もうやらない。
息子 話を聞いてよ!やるっていってるんだから、お母さんも付き合って!
母 お母さんがやろうと言った時にやらないで、自分の都合で決めないで。今日はもうやらない。やりたければ自分でやりなさい。
息子 お母さんが一緒にやらなきゃ、わからないところとかどうするの?できないじゃん。
母 (無視)
息子 聞いてよ!(ドアをバーーーンッ!)
ハイ。ドアノブの部分が壁に思いきり当たり、壁に穴が開きました・・・。石膏ボードがパラパラと下に落ちています。
息子・母 ・・・。
父登場
父 なにやってるんだ!! 物に当たるな! 自分で直せないくせに壊すな!
息子 だって、お母さんが・・・
父 なんでもお母さんのせいにするな!勉強したくないのなら受検はやめろ!
息子 絶対に辞めない!! やるっていったのにお母さんが・・。
父 勉強なら一人でしろ!しないなら寝ろ!
と主人が間に入ったことで、息子もだんだんと落ち着き、小さな声でごめんなさいと言いました。夫婦ともにやりたくないのなら、いつでも受検を辞めて良いと伝えてあります。辞めないという息子ですが、本当は辞めたいのではないか。喧嘩のたびに、あと2年こんな生活つづけるのなんて無理じゃないかと母の頭の中によぎります。
もうすぐ5年・・・母の中にだんだんと受検が本格的になることによる焦りからコツコツ勉強して少しでも貯金しておきたいという気持ちと、息子のそこそこ自分はできているという妙な自信から大丈夫大丈夫!今までも何とかなったじゃんの気持ちのせいか、本当にうまくいきません。
今までは素直だった息子も、最近では学校の近くでは周りを警戒し必要以上に母にしゃべりかけません。学校の様子も良く話すときと、「べつに」とか「ふつう」とかで話さないときもあります。今まで寝癖なんて気にしなかったのに直してとか言うし。なんだか息子が扱いにくい…なんだ!?ん?思春期?いや、まだ早いか? と色々考えたのですが、とりあえずこの本を読んでみました。
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思春期って10歳頃からなんですね。息子の反抗や態度も納得。
いつまでも何でもかんでも指図せず見守る態度も大事。受検において見守るということが本当に適切かどうかはまだ不安ですが、息子への接し方は少しわかったような気がします。
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破壊された壁は、冬休みに本人と一緒に補修しようと思います。それまではもう少しこのままのままで。もう喧嘩はしたくない。