壁を破壊した日から数日後、母が洗濯物を畳んでいると息子がやってきました。
息子 あのね、お母さんやお父さんになんと言われようと絶対に受検はやめないから。
母 ・・・勉強したくないんじゃないの?これからもっと大変になるよ。それでもできる?
息子 できる。昨日だって、お父さんに中空方陣算のやり方おしえてもらったし。お母さんわからないでしょ?
母 (いつのまに・・・。勉強なんてめったに教えないのに。)
お父さんに教えてもらって理解したの?
息子 うん。お父さんもネットで調べながら教えてくれたよ。時間かかったけど…。
母 そうなんだ。じゃあこれからもがんばるってことでいいのね?
息子 うん。
母 じゃあ方陣算の演習問題出すからやってみる?
息子 わかった。
~15分後~
息子 できた。丸付けして。
母 (5問中、2問正解…)
わかってないじゃん。
このあと、父が帰宅し方陣算の単元は責任もって演習をやってもらいました。
いやーでも時々、夫婦で交代してみるといつも気づかなかったことが見えるんですよね。主人が教えてるとき、昨日教えただろ?とか、全部解き直してとか言われてる息子を見ると、あー私もああいう風に言ってたなとか、息子の顔がだんだん曇っていくのとかが見えてくるんです。
少しは褒めながらやらないとだんだん嫌になっちゃうなとか自分が教えてないときは冷静にわかるんですよね。
なんとか方陣算の演習が終わった息子は、母に言いました。
たまにはお父さんに教えてもらうのもいいけど、やっぱりお母さんがいいな。明日は一緒にやろうね。
明日じゃなくて今からでも全然良いんだけど!
その後、息子は社会を1ページ音読して就寝しました。
受検は絶対に辞めないと言った息子をもう少し信じて、頑張ろうと思います。受検するのは息子ですから、息子の意志を尊重し押し付ける勉強ではなく、少しでも自発的になるように支えて行ければと思っています。でもきっと明日の朝には計算やるぞー!とか言っちゃうかもしれない母ですが、少しずつ変わっていけたら・・・。
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