やっぱり学校あるほうがいいね。
1日ずっと家にいるのはしんどいよ。
と昨日の夕飯時に息子が言いました。
昼寝・ゲーム・読書・勉強など自分のペースで自由に過ごせても、毎日家にいるのはやはりストレスを感じるようです。
母も3食の献立を考えて、昼休みにダッシュで帰宅する生活にすでにストレスMAXなので、土日は息抜きに楽しめることを考え中です。
なにか実験ネタないかなー。
こんにちは。
【1日1適性】を目標に銀本を解いている我が家ですが(といっても理系分野のみ)学校がお休みなので、午前中1校、午後1校の問題を解くことが出来ています。
適性検査は大体45分のところがほとんどですが、息子はほぼ時間内に解けているようです。
夕食後母と一緒に丸付けをして解き直しをしますが、本当に私立向けの勉強をしてきて良かったと思うことがしばしばあります。
もちろん問題文に解くためのプロセスや表、グラフなどが書いてあるので、それをきちんと読み取れば解けると思いますが、ある程度の訓練は必要かなと思います。
私立向けの勉強をしている子にとっては知識面では有利です。デメリットとしてはヘタに知ってるが故に条件を読み飛ばしたり、独りよがりな答えを書いてしまうことでしょうか。
現在、息子は2015年度の銀本を解いています。
その中で、ほらココ!テキストに載ってる!って感じた問題について書きたいと思います。
2014年東京都立桜修館中等教育学校の問題です。
気温の違いは生物のからだにどのような影響があるのかという問題で、ホッキョクグマと赤道付近に生息するマレーグマの体重を比べて、ホッキョクグマが気温の低いところで生活できる理由を考えるという問題です。
考える課程として、大きさの違うビーカーにお湯を入れてどちらの方がお湯の温度を長く保てるか(冷めにくいか)という資料が載っています。
資料を読み取れば、どのように解答すればいいのか大体わかりますのでそんなに難しくはないのですが、
ホッキョクグマのほうが【 】から【 】と考えられる。
と【】の中に適切な文を入れなければなりません。
答えは、ホッキョクグマのほうが【体が大きい】から【体温が下がりにくく、気温の低いところでも生活できる】と考えられる。です。
栄光ゼミナールの理科の新演習6年上のテキスト(第6回地球の歴史と現在)にちょうどこのことについて説明している箇所があります。ベルクマンの法則ですね。
ちょうど、家庭学習の理科の勉強はこの単元を読んだばかりだったので、息子もテキストをさっと開き、
このページみて!
適性検査っていうけどめちゃくちゃ私立の内容じゃない?
問題には【ベルクマンの法則】って書いてないけど、これのことだよね?
とちょっと興奮気味。
実は個別指導塾の先生から、新演習の理科は5年上から6年上まではしっかり何度も反復学習するように言われています。理科はどの分野もしっかりやるべきですと念を押されているので、アタックテストの終わった単元もゆるくやるようにしていましたが、もうちょっと理科は演習量を増やしてもいいかもしれません。
息子も、やっぱり理科大事だなと感じたのか、毎日の理科の復習も今までとは違った熱量でやるようになりました。わからない部分は他のテキストをひっぱりだして探したり図鑑をみたりと、時間はかかるのですが自分で知識を足すようになったと思います。
しかし母からすると、適性検査問題を解いていて知識よりも気をつけてやって欲しいと思っているのことは
問題文をよく読むこと
です。
条件を満たしていない場合、どのくらいの減点になるのか(それとも得点にならないのか)このあたりの細かい採点基準がわからないので、説明会などで聞いてみたいなとも思っているのですが、今のままだと良くないと感じています。
たとえば、問題文に【Aの資料とBの資料を比べて書きなさい】とか書かれていても、息子は大まかに【〇〇だから】という答え方をします。
解答例を見てみると【Aの資料が〇〇なのに対し、Bの資料は〇〇で〇〇と考えられるから】と書いています。息子の答えも大まかに合っているのですが、Aの資料とBの資料を比べたことは記述していないので、ダメなんじゃないかと思ってます。
知ってるから、ひと言で記述するんですよね。
第3者からみたら端折りすぎだろうと思うので指摘するのですが、親子バトルになりがちです。
でも少しずつ改善してきてるので、母が目を光らせながら採点して演習を積むしかないのかなと思っています。
去年適性検査問題を解いたときは、分からな過ぎてしんどかったのですが、今は解ける問題がたくさんあります。
やっていてよかった私立型の勉強。
しんどかったけど今は確実に役に立ってると感じています。
あとはもう一歩、どう答えさせたいのか問題文から汲み取って解いてくれればなぁと思います。
まだまだ親子バトル続きそうです。